道着を脱いだら、スイッチオン！心身をリフレッシュする空手家の洗濯ルーティン - 横須賀の令空会より～

空手の稽古、お疲れ様でした！ 道場での熱い稽古を終え、心地よい疲労感とともに帰路につく瞬間は、空手家にとって至福のひとときですよね。 しかし、ここで気を抜いてはいけません。「あー、疲れた」とソファーにダイブしたい気持ちをグッと抑えて、まず最初に行うべきことがあるのです。

それは、道着の洗濯。

「え？洗濯？」 と思われるかもしれません。 もちろん、稽古後すぐにリラックスしたい気持ちは痛いほどわかります。 ですが、空手着は稽古でかいた汗や道場の埃を吸い込んでいるもの。 放置すれば、雑菌が繁殖し、嫌な臭いや生地の傷みの原因にもなってしまいます。 それに、次に稽古で袖を通す時に、パリッとした清潔な道着を身につけるのは、気分を高めるだけでなく、稽古へのモチベーションにも繋がるはずです。

なぜ、稽古後すぐに洗濯するのか？

稽古後すぐに洗濯する理由は３つあります。

• 衛生面を保つ： 稽古で汗をたっぷり吸い込んだ道着は、雑菌の温床になりやすい状態です。 時間が経つほど菌は増殖し、臭いの原因になります。 すぐに洗濯することで、清潔な状態を保ち、気持ちよく稽古に臨めます。これは、自分自身だけでなく、共に稽古をする仲間への配慮でもあると私は考えています。
• 道着の寿命を延ばす： 汗や汚れを放置すると、生地が傷みやすくなります。 特に、漂白剤の使用を避けた方が良い道着の場合、汚れを落とすために頻繁に洗濯する必要が出てきます。 稽古後すぐに洗濯することで、生地へのダメージを最小限に抑え、道着を長く愛用することができます。私の道着は、共に稽古を重ねてきた相棒。できるだけ長く、一緒に戦いたいのです。
• 気持ちの切り替え： 道着を脱いで、洗濯機に放り込む。 この一連の動作は、稽古モードから日常生活モードへの切り替えスイッチのような役割を果たします。 道着を洗濯することで、稽古の余韻を残しつつ、心身をリフレッシュさせることができます。これは、まるで一度リセットボタンを押して、次のステージへと進むための準備運動のようなものかもしれません。

私の洗濯ルーティン

私の洗濯ルーティンは、いたってシンプルです。

1. 道着を広げ裏返す

バッグに畳まれた道着を取り出し、そっと広げます。そして、優しくほぐすようにシワを伸ばし、裏返します。皮脂や汗が直接触れている裏側から洗うことで、汚れを効果的に落とせること。もう一つは、表面の摩擦を軽減し、道着を長持ちさせる効果があるからです。

2. 洗濯機に投入

洗濯洗剤と、必要に応じて柔軟剤を入れ、洗濯スタート！ 洗濯コースは、道着の素材に合わせて選びます。（基本的に、普段着を洗うのと同じコースで大丈夫です。）うちの洗濯機は縦型の大容量の機種なので、水の量を多めに設定してジャブジャブ洗います。

3. 脱水後、速やかに干す

脱水が終わったら、すぐに洗濯機から取り出し、風通しの良い場所で陰干しします。 直射日光は色褪せや黄ばみの原因になるので避けましょう。 特に梅雨の時期などは、扇風機や除湿機を使って、できるだけ早く乾かすように心がけています。 

4. 乾いたら、畳んで収納

完全に乾いたら、きちんと畳んで収納します。綺麗に畳まれた道着を見るたびに、次の稽古が楽しみになります。

私のこだわり「着物ハンガー」

まとめ：稽古後のルーティンは、次の稽古への準備

稽古後の道着の洗濯は、単なる「洗濯」という作業ではなく、次の稽古への大切な準備だと考えています。
清潔な道着を身につけることで、心も体もリフレッシュし、稽古へのモチベーションを高めることができます。
稽古から帰ったら、まずは道着の洗濯から。
このルーティンを習慣にすることで、あなたの空手ライフはさらに充実したものになるはずです！

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