横須賀市空手道協会、次世代育成へ熱気 - 令和六年度第三回組手強化練習会・審判講習会レポート

1月18日、日産自動車追浜工場体育館にて、令和6年度第3回横須賀市組手強化練習会・審判講習会が開催されました。今回も、日産自動車空手道部様のご厚意により、素晴らしい環境で練習会を行うことができました。この場を借りて、心より感謝申し上げます。

汗と熱気が溢れた強化練習会

今回の強化練習会は、「得意技をひとつ!」をテーマに、基本となる刻み突きと中段突きに重点を置いて行われました。参加者は、寒さを吹き飛ばすほどの熱意で、ゲスト講師の先生方の指導に真剣に取り組みました。一つ一つの動作を確認しながら、突き技の精度を高めるべく、何度も反復練習を行う姿は、まさに圧巻でした。

当道場からも、市強化担当の佐々木先生が指導に加わり、参加者一人一人に丁寧な指導を行いました。先生の熱心な指導に応えるように、参加者の動きもみるみるうちに洗練されていき、会場には活気に満ち溢れていました。

審判技術向上を目指す、充実の講習会

強化練習と並行して審判講習会が行われました。前回に引き続き、形と組手それぞれについて、座学でポイントの復習が行われました。動画を用いての解説もあり、深い理解を得ることができました。特に、「分かれて続けて」の場面では、想定される事象やパターンを細かく指導していただき、実戦での判断能力向上に繋がる貴重な時間となりました。

また、WKF(世界空手道連盟)とJKF(全日本空手道連盟)のルールにおける補足事項など、全国審の先生方から、普段なかなか聞くことのできない、細かなポイントまで詳しく教えて頂きました。

その後の実戦練習では、審判団のチームワークといった大きなテーマから、主審の立ち位置、副審の旗を下げるタイミングといった細かな点まで、最新のルールに則った実践的な指導をして頂きました。審判としての意識を高め、審判技術の向上に繋がる、非常に有意義な講習会となりました。

地元企業との繋がりを深める

パネル展示

今回は、日産自動車様のパネル展示が行われ、参加者一同興味深く見学させて頂きました。普段何気なく利用している自動車が、どのように作られているのか、その背景を知ることで、地元企業に対する理解が深まりました。このような機会を通じて、地域との繋がりをより強く感じることができました。

今回の強化練習会・審判講習会は、参加者にとって技術向上はもちろんのこと、地元企業との連携を深めることができる、非常に有意義な一日となりました。今後もこのような機会に積極的に参加し、横須賀市の空手道発展に貢献していきたいと考えております。


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